エイリアス alias

偽名、別名、通称などの意味。
「参照(リファレンス)渡し」という言葉の意味は、「エイリアス」を意味する。
関数の定義を「&$引数名」としたり、変数の定義に「&」をつけると、参照渡しとなり、変数を変更すると元の変数も変更される。 P112

気をつけたいポイント

参照渡しを乱用するとコードの流れや見通しが悪くなり、発見しにくいバグの原因となることがあるので、むやみに使わない。

参考文献:

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

定数 constant

プログラム内で何度も使われる同じ値を、あらかじめ定数として定義しておけば、プログラムが簡潔で読みやすくなります。また、もし、その何度も使われる値を変更することがあっても、定義部分を修正するだけで済むようになります。 P79

気をつけたいポイント
  • 定数定義の構文は、define()関数と、constキーワード(PHP5.3以降)があります。
  • defineとconstでは、名前空間の影響をうけるかどうかの違いがあります。
  • 一般に、変数と区別するために定数名には大文字を使います。先頭に「$」をつける必要はありません。
  • 定義済み定数があり、その定数が記述された場所によって、動的にその値が変化するものもあります。

参考文献:

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)

パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)

配列 array

配列は、複数の値を格納するためのデータ構造として用いられ、関数の返り値や引数に複数の値を用いたい場合など、頻繁に用いられます。

気をつけたいポイント

PHPの配列は、他のプログラミング言語の配列にはない特徴を持っています。

  • キーが数値のとき、特に「添え字」または「インデックス」といいます。
  • キーに文字列を用いたものを「連想配列」といいます。
  • 変数に型を定義する必要がないため、連想配列と普通の配列(添え字配列)を混ぜて使用することができます。
  • キーに何も指定しないと、今までに割り振られた添え字のうち、最も大きい数字よりも1つ大きい添え字が割り振られます。
  • あらかじめ、配列の長さを決めずに定義できます。

参考文献:

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)

パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)

三項演算子

PHP演算子は、殆どが二項演算子となります。
3つのオペランド(演算の対象となる変数や式)をとる三項演算子は、条件演算子の「?」だけです。p82

気をつけたいポイント

条件演算子の具体的な記述例は、p88で扱われています。
また、条件分岐に関する解説は、p93以下となります。
簡潔なプログラムを書くために、よく使われているようです。


参考文献:

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

printとecho

気をつけたいポイント

この書籍のソースコードでは、printやecho文に( )がついていますが、関数ではないので( )はつけなくてもエラーになりません。 P74


参考文献:

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

変数 variable

データを格納しておく箱のようなもの。

気をつけたいポイント

変数名に関するメモ

  • PHPは、変数名の先頭に「$」記号をつける。
  • PHPは、変数では大文字小文字の区別をするが、関数では大文字小文字の区別をしない。
  • VBAは、大文字、小文字を区別しない。
  • 変数名は{ }でくくる必要はないが、テキストでは一部くくられている。

参考文献:

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

改訂3版 基礎PHP (IMPRESS KISO SERIES)

できる大事典 Excel VBA―2000/2002/2003対応 (できる大事典シリーズ)

できる大事典 Excel VBA―2000/2002/2003対応 (できる大事典シリーズ)

M.L.

Max Lengthの略です。
LENGTH関数は、文字列の「文字数」または「バイト数」を返します。
データベースの種類により数え方が異なり(漢字などのマルチバイトの扱い)、MySQLの場合はバイト数です。


参考文献:

【改訂第3版】 SQLポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)

【改訂第3版】 SQLポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)